<与謝野氏離党>谷垣氏「残念」、亀井氏「今後の行動期待」(毎日新聞)

 自民党の与謝野馨元財務相が3日、離党届を提出したことについて、谷垣禎一総裁は記者団に「民主党の暴走に歯止めをかけなければならないので、たいへん残念だ」と述べた。

 与謝野氏らの離党の動きに対し、中国訪問中の菅直人副総理兼財務相は記者団に「連携うんぬんということは、少なくとも現時点ではまったく考えていない」と否定し、「今の3党の政権の中でしっかり政権運営していくことが大事だ」と語った。

 また、国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相は「選挙に負けそうだとか勝てそうだとか、そんなことで政治ごっこをやってはいけない。『この党では自分の政策はやれない』ということでやるべきだ」と批判した。さらに、関係の深い平沼氏との連携に関しては現時点での可能性は否定しながらも、「立派な人物。ちゃんとした今後の政治行動を期待している」と語った。

【関連ニュース】
与謝野元財務相:離党届を提出 新党結成へ動き活発化
自民:新党結成の動き本格化 分裂に現実味
与謝野氏:新党結成へ、来週にも離党 平沼氏と会談
自民党:「逆仕分け」で反転攻勢…選対に若手起用も
自民党:執行部、現体制で参院選…谷垣総裁

若林氏の議員辞職要求=投票代行問題で−自民執行部(時事通信)
警視庁警部補を現行犯逮捕=電車内で痴漢の疑い−千葉(時事通信)
遺体は30代女性=死後切断、7〜10日経過−福岡県警
<威力業務妨害容疑>私立中に爆破予告メール 21歳男逮捕(毎日新聞)
普天間問題 鳩山首相「私の言葉で混乱はない」(産経新聞)

<インサイダー>税理士らに課徴金勧告 TOB情報で取引(毎日新聞)

 株式の公開買い付け(TOB)情報を基に株取引したとして証券取引等監視委員会は30日、税理士ら4人に金融商品取引法違反(インサイダー取引)の疑いで課徴金を科すよう金融庁に勧告した。課徴金額は▽自営業者が1127万円▽税理士が14万円▽信金職員が101万円▽会社員が85万円。

 監視委によると、投資ファンド「日本みらいキャピタル」傘下のファンドがプラスチック成形加工会社「南部化成」に対し実施したTOBに絡み、自営業者と税理士は09年1月下旬ごろ、友人で南部化成の当時の親会社の社員と会食した際にTOB情報を聞き、公表前に南部化成株を買い付けた疑い。信金職員と会社員は、09年2月下旬ごろ、友人の南部化成社員から情報を聞き、公表前に同社株を買ったとしている。4人は課徴金額とほぼ同額の利益を得たという。【堀智行】

【関連ニュース】
架空増資:トランスデジタル元副社長ら追起訴
トランスデジタル:架空増資事件 6人を告発…証券監視委
インサイダー取引容疑:化粧品販売会社役員に課徴金勧告
早大OB相場操縦:元投資会社社長に懲役2年2月求刑
粉飾決算:「ニイウスコー」元会長ら告発 証取法違反容疑

<男児餓死>保護責任者遺棄致死罪で両親起訴 奈良(毎日新聞)
<交通安全講習>受講で温泉や眼鏡安く…秋田県で高齢者向け(毎日新聞)
北教組事件 1600万円原資は未解明 被告黙秘続ける(毎日新聞)
景気「悪い方向」、3年連続トップ=財政、外交にも懸念−社会意識調査(時事通信)
<しばたはつみさん>死去57歳、歌手 「合鍵」などヒット(毎日新聞)

2歳長男虐待死の母親に懲役10年求刑 「親としての心を失い、わが子をゴミ扱いした」(産経新聞)

 夫(35)とともに2歳の長男をごみ箱に長時間閉じこめて窒息死させるなどしたとして、監禁致死罪などに問われた無職、菅野理香被告(35)の裁判員裁判の第3回公判が25日、東京地裁(井口修裁判長)で開かれ、検察側は「親としての心を失い、わが子をゴミ扱いした、思いやる気持ちなど毛頭ない悪質な犯行」などと断罪し、菅野被告に懲役10年を求刑した。

 男性裁判員はこの日の被告人質問で「なぜ、きょうだいのうち長男だけ(虐待して)死なせてしまったのか」と質問。菅野被告は「私なりに長男もかわいがってきた。結果だけを見ないでほしい」と、愛情を注いでいたと訴えた。

 判決は26日に言い渡される。

 検察側は「長男をごみ箱から出すのは容易だったのに助けなかったことなど、重要な役割を果たした」と指摘。弁護側は「虐待行為への関与は少なく従属的。暴力をふるわれる恐れがあったので夫を止められなかった」と主張している。

 起訴状によると、菅野被告は夫=同罪で懲役11年が確定=と共謀し、平成20年12月23日未明、自宅マンションで長男、優衣(ゆい)ちゃんをごみ箱に入れてふたをした。さらに上からポリ袋をかぶせてゴムひもを巻き付け、ベランダや居間に同日夕方まで放置し、窒息死させるなどしたとされる。

【関連記事】
2歳長男虐待死で被告の母親「私なりにかわいがってきた、結果だけ見ないで」
夫婦で主張食い違う 2歳長男虐待死、母親公判
2歳長男虐待死公判 夫の公判担当の裁判員「あれでよかったのか…」
2歳長男虐待死、妻の初公判 生々しい検察と弁護側の応酬
2歳長男虐待死 父親に懲役11年判決

「分析・新薬価制度」(中)―小野俊介氏(東大大学院薬学系研究科医薬品評価科学講座准教授)(医療介護CBニュース)
渋谷の温泉施設爆発、施工担当ら2人在宅起訴(読売新聞)
普天間移設 「県外」組み合わせ提示 沖縄知事に防衛相(毎日新聞)
<名鉄>列車にはねられ82歳男性が死亡…名古屋(毎日新聞)
<子ども手当法>成立 6月から支給(毎日新聞)

野焼き ボランティアの男性3人死亡 静岡・御殿場の陸自(毎日新聞)

 静岡県御殿場市・小山町広域行政組合消防本部に入った連絡によると、20日午前10時すぎ、同県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場内で野焼きのイベントがあり、燃え広がった火に巻きこまれた男性3人が死亡した。3人は一般のボランティアで参加していたという。県警御殿場署などが原因を調べている。

 消防本部によると、亡くなったのは勝間田和之さん(37)、勝間田嘉弘さん(33)、池谷慶市さん(32)。

 3人は地元の消防ボランティア組織「火防隊」メンバーの住民で、野焼きの見張り中に突風にあおられた火に巻き込まれたという。

 気象庁によると、御殿場市では20日午前から風速8メートルほどのやや強い風が吹き、午後0時38分には南南東の風で風速8.2メートルを記録、午後にかけて南よりの風が強まっていた。

 御殿場市のホームページによると、東富士演習場は演習地区と自衛隊駐屯地区、米軍営舎地区に分かれて管理されている。御殿場市と裾野市、小山町の3市町にまたがり、広さ約8800ヘクタール。3市町の面積の約2割に及ぶ。【田口雅士】

【関連ニュース】
<京都では>野焼き:炎燃え広がり、一時国道通行止め 京都・伏見
<火災の話題>火災原因:ライター火遊びで、4割が12歳以下
<火災のニュース>火災:グループホームが全焼、認知症7人死亡 札幌
<火災のニュース>放火容疑:元住職を逮捕 寺や仏具に火災保険3億円 埼玉
<火災のニュース>火災:早朝、福岡名所の博多川端商店街で9店舗焼く

<消えた年金>第三者委の廃止検討 総務省は行政評価に集中(毎日新聞)
副操縦士からアルコール、福岡発全日空便に遅れ(読売新聞)
自動車関係税見直しで研究会=30日に初会合−総務省(時事通信)
有事の核持ち込み 外相、将来容認も(産経新聞)
国交相、高速割引廃止の理由は「効果が小さい」(レスポンス)

<インプラント>使い回し疑惑で被害者の会設立 訴訟も検討(毎日新聞)

 愛知県豊橋市の歯科医院が使用済みインプラント(人工歯根)を使い回した疑いが持たれている問題で、元患者と家族が被害者連絡会を設立し、17日に同市内で記者会見した。同会は民事訴訟を視野に、弁護士との相談や情報収集を行う。

 連絡会は13日、同医院で治療を受けた元患者や家族計33人で設立した。患者の中には治療を受けた後にインプラントが外れたり、頭痛、しびれなどの異常を感じている人もいるという。

 インプラントが外れ再治療が必要になった男性(69)は「使い回しかもしれないと思うと不安だし、許せない気持ち」と訴えた。同会代表の河合孝弘さん(48)は「提訴の意思を持つ被害者もいる。真相究明や被害救済に向けて集団提訴も考えたい」と話した。

 被害者連絡会への問い合わせは080・1562・6423。【中村かさね、加藤新市】

【関連ニュース】
人工歯根:使い回しの疑いで歯科医院立ち入り検査 愛知
ご近所のお医者さん:/102 治療レベル上げ地域貢献=吉田淳一さん /香川
愛知・豊橋の人工歯根使い回し:歯科医院を県など立ち入り
愛知・豊橋の人工歯根使い回し:市保健所が相談窓口、電話殺到
人工歯根:愛知・豊橋の歯科医院、使い回し? 県調査、不在で延期

<裁判員裁判>「制度は違憲」覚せい剤密輸で控訴の被告主張(毎日新聞)
「分析・新薬価制度」(上)―中村和男氏(シミック会長兼社長)(医療介護CBニュース)
競泳の源氏、出馬見送り表明=参院徳島(時事通信)
<北教組事件>政権に追い打ち 小林氏進退「世論の動向で」(毎日新聞)
龍馬の「婚約者」は美人、宇和島藩主のお墨付き(読売新聞)

【ゆうゆうLife】病と生きる 学習院大学名誉教授 篠沢秀夫さん(76)(産経新聞)

 人気クイズ番組「クイズダービー」に出演し、珍答や穏やかな笑顔で視聴者を楽しませてくれた学習院大学名誉教授の篠沢秀夫さんが、進行性の筋肉の難病「ALS(筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症)」であることを明らかにした。最近までフランス旅行を引率するなど元気だったが、今は自宅で人工呼吸器を付け、静かに過ごしている。「古代の人の心です」と言う。インタビューは筆談だった。(牛田久美)

                   ◇

 とにかく、対応の仕方が発明されていない病気だと東京大学病院でうかがいました。呼吸機能がストップしてしまうのが半年後か10年後か、それも分からないと聞きました。

 《ALSは、脳から脊髄(せきずい)などに運動をする命令が下りる通り道に何かが起こり、全身の筋肉がだんだん衰えていく。一方、目を動かす筋肉や意識は最後まで残るという》

 そこで病状悪化の前に、胃に(栄養食を流し込む)胃ろう、のどに人工呼吸器を付ける手術を受けました。のどに7センチもの管が入っています。去年の春に入院したのは、自宅で便秘になってトイレで何度も力んだら、ぐったり倒れてしまったためでした。やはり呼吸が弱いのか。網の中に入れて2階から担ぎ降ろされ、救急車で運ばれました。

 《初夏に退院。現在は妻の礼子さんが自宅で介護している。元気だっただけに「パパ(篠沢さん)は、浦島太郎が乙姫様からもらった玉手箱を開けたみたい」と語る》

               □ ■ □

 夕方には、仏作家、モーリス・ブランショの『謎のトマ』を訳しています。1941(昭和16)年の初版本はフランスでも売っていません。ぼくは59年にこれをパリの古本屋で見つけた。91年に80歳を超えていたブランショに手紙で初版の翻訳の許可を願い、「よろしい」という手紙をいただきました。毎日1時間か2時間、少しずつ訳しています。今は145ページ、半分を超えました。

 ブランショは戦後の仏文学の背骨といわれる作家です。日本では(戦前のヴァレリーと比せられ、戦後最大の)評論家というイメージですが、小説はいくつもあります。その処女作、しかも大作です。ドイツに占領された時期に出版されました。トマが海に入ると「水の不在を感じた」という特別な世界です。占領軍の検閲には引っかかりませんでした。よくもこんなに抽象的な世界を描き続けられるな、と感心しながら訳しています。

 ほかに刊行予定は2冊、進行中が2冊。『思い出の美しい教え子たち』は入院中に書き始めました。自分の本が出るのを待ち、別な本をじりじり進める。漸進的な毎日です。

               □ ■ □

 一日中、同じ景色を眺めています。数年前から、木に人の名前を付けるくせがあります。散歩の道すがら休む公園の木です。

 教え子の名を付け始めたのは、定年退職の2、3年前からでした。窓から見えるヤシは前から娘、茜の木です。ヒマラヤ杉は当時の教え子の木。2人ともほかの木と合わせるとそれぞれ7本あります。小さい柿の木はフランス地方旅行にお母様と参加した教え子、常緑樹も竹林も教え子たちの木です。居間に座ると竹林が見えます。

 家族と教え子に囲まれて暮らしています。最近、お会いした心に残る方、お世話になった方も覚えている木に名を付けています。命名木は先月、家内に306本と言いましたが、今は312本です。(東京・豊島の)長崎公園では高台まで石段を上って、心に「ネオ・アルカイスム万歳!」と5回叫ぶことにしていました。新古代主義です。もうすぐ刊行される『世界は一つ 人類も一つ』(文芸春秋)は新古代主義の本です。古代の人は付き合う範囲が狭いから、身の回りにだけ目を向け、楽しく暮らしていました。その心でおります。基準をもうけたり比較をしない。身のまわりを愛する古代の心で、現代を生きましょう。

                   ◇

【プロフィル】篠沢秀夫

 しのざわ・ひでお 昭和8年6月、東京都生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、フランスに留学。人気クイズ番組「クイズダービー」に11年近く出演し、親しまれた。ジョルジュ・サンド、モーリス・バレスなどの訳書のほか、『篠沢秀夫最新講義 これからの日本人へ』『だから皇室は大切なのです』など著書多数。 

【関連記事】
歌声失って14年の苦闘、仲間に支えられて復活 ミュージシャン・森友嵐士さん
“お迎えの死に神”に抵抗 元NHKアナウンサー 鈴木健二さん
末期の腎臓がん克服…命の大切さ訴え続け 俳優・小西博之さん
休息も稽古のうち…脳梗塞判明し引退決意 元栃東・玉ノ井太祐さん
弟からもらった命で歌を 腎臓移植から復帰の松原のぶえさん
20年後、日本はありますか?

札幌市円山動物園 また性別判定ミス ライオンとエゾシカ(毎日新聞)
来年度診療報酬改定で説明会―全日病(医療介護CBニュース)
「朝鮮学校に差つけるな」=高校授業料無償化−福島社民党首(時事通信)
<盗撮>名古屋高検の検事が辞職願 罰金命令受け(毎日新聞)
診療所の再診料、年27万円減少―2点引き下げで保団連(医療介護CBニュース)

ハイチPKO部隊を激励=隊長らとテレビ電話会談−北沢防衛相(時事通信)

 北沢俊美防衛相は18日、ハイチの国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊の部隊長らとテレビ電話で会談し、激励した。
 防衛相は1次要員の山本雅治隊長(50)に「慣れない土地でご苦労だった」とねぎらい、同隊長は「体感温度40度の中、米軍やブラジル軍などとも連携し順調に活動した」と応じた。
 2日後に指揮を引き継ぐ2次要員の福永正之隊長(52)は「これから雨期なので、被災者のキャンプ造成が急務。早期に全力を傾注したい」と話した。
 1次要員約200人は先月6日以降に順次出国し、整地やがれき除去、2次要員の宿営地整備などを行った。2次要員約350人は1次要員と交代し、復興支援作業を本格化する。 

【関連ニュース】
【特集】ハイチ大地震取材体験記〜被災地の1週間〜
〔写真特集〕ハイチ大地震
ハイチで耐震診断開始=防衛省派遣の技官
ハイチPKO1次要員が帰国=陸自部隊、現地で復興作業
ハイチ支援会合出席に意欲=岡田外相

<民主>複数人区、擁立進まず 「政治とカネ」が影(毎日新聞)
阿久根市長「駆け引きとマスコミへのお仕置き」(読売新聞)
ネット書き込みでの名誉毀損めぐり最高裁が初判断 有罪判決確定(産経新聞)
橋下知事、朝鮮学校視察 児童に「しっかり勉強して」(産経新聞)
<阪急電鉄>大型ジオラマ 開業100年記念(毎日新聞)

「仕返し」ハトふん害、隣家に216万賠償命令(読売新聞)

 近隣の女性住民が毎日、自宅前でハトの餌やりを続けたため、大量のふんで自宅を汚されたとして、大阪府守口市の女性(68)が餌やりの差し止めと345万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、大阪地裁であった。

 浅井隆彦裁判官は「女性が餌を与えないよう再三求めたのに、執拗(しつよう)に給餌行為を繰り返した」として、住民に対し、女性宅の周囲30メートル以内で餌やりをしないことと、慰謝料など216万円の支払いを命じた。

 判決によると、女性住民は2001年頃から自宅前で、ハトに餌を与え始めた。このため、幅4メートルの道を挟んで向かいにある女性宅にもハトがとまるようになり、大量のふんのアルカリ反応で、ベランダの屋根や雨どいが劣化。洗濯物も干せない状態になった。

 浅井裁判官は、餌やりについて「女性が自宅を3階建てにしたため、日照・電波阻害が生じたとする住民の仕返しだった」と認定。「女性が不衛生で病気の原因になると告げたのに、住民は一顧だにしなかった」として、弁護士費用を除き、女性の精神的苦痛に対する慰謝料を50万円、ベランダなどの修理費用を約146万円と算定した。

 一方、女性は200メートル以内での餌やりをやめるよう求めていたが、浅井裁判官は「ハト被害を防ぐには30メートルで十分」と述べた。

<北教組献金>小林千議員に任意聴取を要請 札幌地検(毎日新聞)
トキ8羽死亡、2羽も瀕死状態=今秋の自然放鳥に影響も−環境省(時事通信)
<清水建設>放射性コンクリ量100分の1に 削減技術開発(毎日新聞)
<雑記帳>首相夫人の幸さんらコーラスでコンサート(毎日新聞)
戦後最悪は昨年1〜3月期=年13.7%減に改定−内閣府(時事通信)

子ども手当て満額支給、首相「6月めどに方針」(読売新聞)

 鳩山首相は10日の衆院厚生労働委員会で、2011年度以降の子ども手当の支給額や財源について、今後3年程度の経済財政運営方針を定める「中期財政フレーム」をまとめる6月をめどに結論を出す考えを示した。民主党内からは参院選直前に支給額が議論になることで選挙に影響が出ることを懸念する声も出ている。

 首相は11年度以降の支給額について「満額の(1人月額)2万6000円を支給できるよう最大限努力したい」と改めて強調。財源について「11年度以降は恒久財源が必要なのは言うまでもない。安易な国債発行によらず、徹底的に歳出削減を行い、予算の全面組み替えも含め、財源を生み出していきたい」との意向を示した。そのうえで、「6月に中期財政フレームを作る。マニフェストの実現に向けた道筋も議論する必要があるので、その頃にはめどを付けたい」と述べた。

 子ども手当の財源は、半額支給の10年度は2・3兆円だが、満額支給すれば毎年5・3兆円が必要になる。税収が10年度は37兆円と落ち込む中で、増税なしに5兆円の財源を確保するのは難しい。政府内には「支給額を再検討する必要がある」との声もある。

 参院選を控え、民主党内には増税も支給額の減額も受け入れられないとの空気も強く、同党の平田健二参院国会対策委員長は10日の記者会見で「首相が日にちを区切る発言をするのはいかがか。翌年度のことを言及するのは早すぎる」と不快感を示した。

 今後、こうした党内の声が強まれば、中期財政フレーム自体が骨抜きになることも懸念される。

<ツイッター>災害情報伝達への検討指示 総務相が消防庁に(毎日新聞)
春の大雪、通勤の足直撃 仙台24センチ(河北新報)
<ルーズベルト大統領>手紙初公開 日露戦争の戦況分析(毎日新聞)
新日フィルが車いす5台寄贈 墨田区(産経新聞)
京大の合格者2940人、女性増える(産経新聞)

高知の川に乳児遺体(時事通信)

 10日午前8時55分ごろ、高知市高須本町の舟入川に乳児の遺体が浮いているのを、野鳥の餌やりをしていた男性が見つけ、近くの交番に届け出た。県警高知署によると、乳児は生後数日とみられる男児で、同署は死体遺棄事件として調べている。
 同署によると、遺体は舟入川の南の岸から約50センチの水面にうつぶせで浮いていた。身長約45センチで目立った外傷はなく、着衣はなかった。 

【関連ニュース】
【特集】逃走2年 英国人女性死体遺棄〜事件の経過を振り返る〜
無期求刑の男に懲役28年=強盗致死、裁判員裁判
3人殺害への関与認める供述=凶器も発見
母の遺体自宅に放置、会社員逮捕=「年金もらえなくなる」
妻と義母ら3人殺害か=死体遺棄容疑で夫逮捕

参政権、今国会見送りも=「間に合うか分からない」−鳩山首相(時事通信)
橋下知事、白鵬に優勝楯贈呈(産経新聞)
<アーチェリー事故>矢を放った男子生徒を書類送検(毎日新聞)
「メード・イン・刑務所」元刑務官の雑貨店で(読売新聞)
「光る標識」で事故死7割減=交差点やカーブに集中整備−栃木県警(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。